譲ってもらった着物やリサイクルきものでの装う

ご自分用に誂えたお着物がある方は、もちろんそのお着物で練習をされるのが一番いいのですが、ご自分用のお着物がない方でも、お手持ちのものがあれば、それで着付けの練習をしていただけます。

たとえば、お母様や親戚の方から譲られたお召し物があれば、その中から一番自分の好みのもので練習をしてみましょう。

もし周囲に全く着物をお召しになる方がなく、購入せざるをえないという方なら、リサイクルショップなどで購入されたお召し物で、練習されるのもよいでしょう。

練習にあたっては、できるだけご自分の体にあったものが望ましいですが、合っているのかどうかもわかりずらいものです。

そんなときは最初のレッスンのときにご相談にのり、お召し物の種類や用途などとともに、あなたに合うサイズなのかどうかということもお話します。

着物には季節によって、冬用とか夏用とかの区別があります。

これは洋服でも同じことなのですが、着物に接したことがないと、これが分かりづらいものです。

そこで練習にお持ちいただいた着物が、季節はずれということもありえますが、気になさらずにお持ちになってください。

その場でご説明しますし、他にお着物がない場合はそのまま練習をいたします。

レッスンを続けるなかで、いろいろな種類のものをお示ししながら、季節ごとの着物や帯のお話もしてまいります。

譲ってもらったお召し物、リサイクルの着物や帯など、着てみたいと思うお召し物で練習をしてみましょう。

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