20代であつらえた着物でレッスン、今も十分お似合いになるみつこさん
20代になってすぐお母さまがご用意されたお着物が大切に残されているみつこさん。
その中の単衣の着物で、浴衣着付けの練習をなさいました。
留袖など一部の着物を除いては、まったく袖を通していないお召し物があり、何があるのかをよくご存じないそうです。
二十歳のころに着付けを習ったことがあるそうですが、ほとんど忘れてしまい、自分で着ることはできないとおっしゃいますが、体が覚えていらっしゃる部分があって、お伝えする内容もご理解いただくのがとても早かったです。
当時よりはふくよかになっているそうなので、少しだけ身丈が短く感じられましたが、それでも着物のいいところは、今も十分お召になれるということです。
半幅帯はお持ちいただいたこの帯、かなり長く表は蓮と思われるあでやかな花をちりばめた赤・ピンク・白の色目で裏は卵色、両面の相性がよく、かわいらしさ抜群の帯です。
洋服はズボン派(パンツ派)でスカートをはかない軽快な装いがお好きだそうですが、このお着物姿もとても似合いです。
着物はウールで流水のように流れがたてにあるので、帯とのコーディネートが可愛らしいお姿です。
今日はあり合わせで練習するということで、これから浴衣を購入されるにあたり、帯をお店にお持ちになって選んだ方がいいとお伝えしました。
細く見せたいとお考えのようなので、地色は濃いめで柄は色数が少なく、全体に柄が入っている方がいいと思います。
衿芯をお持ちでしたが、この着物に入れることはできないので入れないままのきつけです。
第一線を退き、ピアノを楽しみ、浴衣から着物へと興味をつなげていらっしゃるみつこさん。
初回なのに衿合わせもとてもうまく出来上がりました。
終始優しい笑顔がすてきなお方でした。
お越しくださってありがとうございました。
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