お友達に浴衣を着せてあげたいＫさんのレッスンの様子
お友達に着せるのに自信がなかったＫさんですが、
一回のレッスンで、ぐんぐん上達しました。
Ｋさんは、１０年ほど前に、着物を人に着せてあげるまで習得されたそうですが、
それ以来ほとんど着せてあげる機会がなかったそうで、
ご自分でもなかなか着物を着る機会がなかったとのこと。
そのため、いざお友達に浴衣を着せてあげることになって、不安になられたそうです。
「忘れちゃうもんですね！」と照れながらおっしゃるのですが、
「みんなそうです。使わないと忘れてしまうのはしかたないですよ。」と、
自分の過去のいろいろを思い返してもそう思います。
随分謙遜なさっていまいたが、
博多の立派な小袋帯と浴衣、帯締めと帯留めが自宅に送られてきて、
「どうしよう！！」ということで、こちらにお越しいただくことになりました。
教室には小袋帯、帯締めと帯留めをお持ちになり、
浴衣着付けのおさらいと、その方の年齢と体型にあった、
帯結びを、いくつか実演しながらお決めいただきました。
従来からの文庫系よりも、新感覚の帯結びがＫさんはお気に召したようで、
それを熱心に繰り返し習得されました。
やはり腕や体が覚えているのだなと、思いました。
すぐに感覚を取り戻して、１時間半の時間で、納得できる出来栄えになりました。
お友達に「まずはこの結びかたを見せてからにしようかしら？」と、
笑顔で帰っていかれました。
その後すぐに雷雨がきましたが、大丈夫でしたでしょうか。
これを機会に、また着物をお召になったりしてくださいね！
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