着物が着られるようになったら家族中の着付けもしてあげたい

浴衣自装

 

「自分で着物が着られるようになったら、夫や娘にも浴衣や着物を着せてあげたい」とご希望のNさんにお越しいただきました。

 

まず手始めは十数年前に誂えた浴衣を、着られるようになりたいというご希望です。

 

自分の浴衣が着られたら、今度はご主人さまに着せてあげたいとのこと。

 

ご自分で浴衣を着たなら、やはり一緒に歩く人も浴衣姿でと思いますよね。

 

多くの人が「むつかしい」と思っている浴衣や着物ですが、Nさんもそうだったようで、実際習いたいと思いながらなかなか時間がとれないとか、やっぱり難しいからとかで、一歩が踏み出せなかったようです。

 

大手のところだと複数人で習うと、なかなか聞きたいときに聞けないようだし・・・と不安もあって、個人のところを探していらしたようです。

 

 

子供さんの手が離れたからかな?と思ってお聞きしたところ、1年生と年中さんだとのことなので、まだ手がかかるはずなのに、習われようとするなんてすごいなと思いました。

 

子供の手が離れるというと、小学校に上がったとか中学校になったとか、人によっては大学生になったからという区切りなのですが、Nさんの自立というか子供さんの自立が早いなあと感じます。

 

十数年前に着せてもらったきりの浴衣は、大柄のなでしこ模様の卵色地のさわやかな浴衣でした。

 

ご自身に合わせた誂えなので、丈はぴったりです。

 

やはりぴったりサイズは、おはしょりの処理も楽です。

 

浴衣帯は桜の花が散らばる赤のリバーシブル。浴衣と帯がドンピシャに合います。

 

初回なので衿がゆるくなってしまいましたが、補正のこと着方の手順などをよく理解していただくことができました。

 

これだけ理解していただければ、自宅での復習も順調にいきそうです。

 

復習するかしないかは、大きな分かれ目ですから。

 

お盆に浴衣でのご予定があるそうなので、そのときまでには、ご主人さまへの着付けもバッチリとすませられそうです。

 

娘さんはまだ小さいながらも、一家そろっての浴衣は、Nさんの思いやりのような気がします。

 

ぜひ楽しい夏にして浴衣の写真と思い出をたくさん残していただきたいと思います。

 

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