一月に浴衣着付けのおけいこ・熱心におさらいですぐ上達のFさん
真冬の一月に浴衣着付けのおけいこをされたFさんの練習の様子です。
ご旅行先の海外で、浴衣を着る機会があるそうです。
着物は着せてもらったことがあるのですが、ご自分では全く心得のないFさん。
熱心にお聞きくださり、復習も欠かさないFさんは、二回目の練習が終わるころには、ほぼ完成形です。
お稽古の二回目には、ご自身の浴衣イメージをお知らせいただけたので、新しい帯結びをすんなりと理解していただけました。
寒い日の浴衣の練習は、なにかとおっくうになりがちですが、一回目のお稽古のあと二度練習をご自宅でなさったことで、浴衣そのものの着付けがすすみましたね。
そのおかげもあってか、二回目のおけいこでは、ご自身のイメージする帯結び「文庫」「蝶々」が、手早く理解して習得していただけました。
けっこう難しいものですが、浴衣で盆踊りという目的意識が大きいのでよく習得なさいました。
帯板を入れていない帯の前姿です。入れると見栄えが違ってきますとお伝えしています。
また帯の前のアレンジ法、帯幅を狭める方法についてもお伝えしました。
かなり帯幅が広めなのと、バストの押さえがこの日はしていない着付けなので、帯にしわができやすい状態なのは仕方ありません。
着姿をもっとすっきりさせるにあたってくどいほど言ってしまいましたね。
最後には、帯の締まり具合が理想に近く、扱いが格段に上達しました。
お帰りになってからの練習を必ずなさると約束しましたね。
あと一回でいいので練習しておくと、現地でも不安がないでしょう。
お仕事の後で遠方からお越しいただきありがとうございました。
盆踊りを踊るに際してあまり激しい動きは避けてくださいね。
基本の立ち居振る舞いについても、お食事のときなど思い出してくださいね。
足元のサンダルや下駄でお怪我をなさらないよう。
お出かけ先は海外ですので、気温の変化もありますから、どうぞお気をつけてお出かけくださいませ。
きらこよしえ